リペアキットの紹介
米国Glass Mechanix社製のリペアキットを導入しています。
信頼のおけるリペアキットを使用することで、さらなる仕上がりの良さをお約束いたします。
ヒビの状態を確認
実際の作業に入る前に、ヒビの状態を確認します。
ヒビの形状や大きさだけでなく、内部へ異物や水分の混入がないかなどあらゆる情報をチェックし、リペア工程を決定します。
衝撃点の処置
衝撃点(石などが当たり表面が細かく砕けた部分)をドリルで削ります。
この処置により、衝撃点の仕上がりが綺麗になります。
また、レジンの注入経路を確保することにもつながります。
空気の吸引とレジンの注入
インジェクターをヒビに合わせてセットします。
レジンを注入する前に、インジェクターのピストンを引き上げヒビ内部の空気を吸引します。
空気の吸引を確認後、ピストンを押し込みレジンを注入します。
紫外線による硬化
硬化後はレジンの再注入はできないので、ヒビの隅々にまで完全に注入されたか細心の注意を払います。
注入が完了したら、レジンを硬化させるためにUVライトを用いて紫外線を照射します。
衝撃点の穴埋め
ヒビの内部を硬化させたのちに衝撃点の穴埋めをします。
専用のレジンで穴埋めし、紫外線を照射し硬化させます。
衝撃点の仕上げ
ガラス表面の余分なレジンを除去し、コンパウンドで磨きます。
施工完了
仕上がりを確認し施工完了です。
フロントガラスリペアは完全にヒビがなくなるものではありません。わずかなリペア痕が残ることをご理解ください。